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素朴で温もりのある『小鹿田焼』の魅力。民陶祭 開催情報も。

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大分県日田市の山あいにある『小鹿田(おんた)焼の里』。

重要文化的景観として、国から選定されている地区です。

名前からもわかるように、ここでは民陶小鹿田焼が創られています。

日本人の遺伝子に組み込まれているのか、小鹿田に行けば、どこか懐かしい感覚に襲われます。

今回は、そんな魅力的な里山の風景の中で創られる小鹿田焼の魅力を紹介したいと思います。

 

小鹿田焼のルーツを探る。

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小鹿田焼は、江戸時代中期に日田の代官により領内の生活雑器の需要をまかなうために興されたもので、福岡県の小石原から陶工を招いて創られたため、小鹿田焼の技法は小石原焼の影響を強く受けています。

特徴としては、写真のような「飛び鉋」という技法が小鹿田焼には多くみられます。

他にも、刷毛目、櫛描きなど多様な技法があります。

また、いろいろなものがAIや機械化されてる現代において、小鹿田焼の窯元は今も変わらず、すべて手作業で陶器を創っています。

そして、現在10軒の窯元は、弟子は一切とらず、親から子へと一子相伝で、技術を伝え続けています。

陶器から醸し出される温かみは、窯元さんの「手しごと」からきてるものではないでしょうか。

 

風景も魅力的な小鹿田焼の里。

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小鹿田の魅力は、器だけではありません

小鹿田焼の里は、皿山という集落なのですが、そこには川が流れ、川の水を利用して陶土を砕く「唐臼」と呼ばれる臼があります。

小鹿田に到着するとまず聞こえてくるのが「ギー、ゴトン」という唐臼の音と川のせせらぎ。

そんな音たちが相まって、里山の風景をより一層素敵に演出してくれます。

ちなみに、唐臼の音は『日本の音風景100選』に選ばれてるのだとか!

しかし、聞くところによると、他地域から小鹿田へお嫁に来た方は、当初、唐臼の音に慣れなくて夜眠れないことが多かったのだそうです。。

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日本の原風景のような里山が広がります。

ジブリに描かれる1コマのような、心和む風景です。

器を購入する目的で小鹿田を訪れるのもいいですが、風景も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

各窯元で陶器は、直接購入できる?

結論から言うと、購入できます。

しかし、各窯元さんはすべて手作業で陶器を創っているため、小鹿田へ行っても、窯元さんによっては売り切れてることがしばしば。

今、かなり人気の陶器なので余計そうなんです。

…ということで、購入できなかった場合は、日田市内中心部に小鹿田焼を販売しているお店があるのでそちらをご紹介しましょう。

■小鹿田焼が購入できるお店4選(日田市内)

①小鹿田焼の綾部商店

【住所】大分県日田市隈1−1−30
【TEL】0973−22−2687
【時間】8:00〜18:00
【休み】不定休

 

②小鹿田焼 さとう
【住所】大分県日田市中ノ島町168−2
【TEL】0973−24−2040
【時間】10:00〜17:00
【休み】不定休

 

③小鹿田焼 大原
【住所】大分県日田市港町1−10
【TEL】0973−22−7411
【休み】不定休

 

④おんた焼のSAKO
【住所】大分県日田市豆田町77−1
【TEL】0973−24−3822
【時間】10:00〜17:00
【休み】不定休

 

■ネットからも小鹿田焼が購入できる!

▼小鹿田焼の定番「飛び鉋」

▼モダンなデザインの「刷毛目」

小鹿田焼はすべて手作業で創られてるため、ひとつひとつが唯一無二なのです。

このほかにもたくさんデザインがありますので「これだ!」とピーンときたら、ポチッとしてみてはいかがでしょうか。

良いモノとの出逢いって、案外そのときの直感だったりします。

 

小鹿田焼の里へのアクセス。

小鹿田焼の里へは、車で行くのがいちばん便利です。

ローカルバスもあるのですが、便数が限りなく少ないので、自分時間で動きたい方には車で行くことをオススメします。

しかし、免許を持っていない方もいると思いますので、車でのアクセス方法の他に、いくつか紹介しましょう。

■車でのアクセス

ナビを利用できるなら、下記住所or電話番号を入力すると、正確に案内してくれるかと思います。ちなみに、小鹿田にあるお食事処『山のそば茶屋』というお店の住所・電話番号です。

大分県日田市小野源栄町160-1
0973-29-2228

◯高速を利用して日田へ

▶︎所要時間:日田I.C.から、車で約30分

日田I.C.を降りて、30分国道212号線を中津方面へ進む→藤山三差路(交差点) を左折して県道107号線 に入る→小鹿田焼の里到着

 

◯JR日田駅近辺からレンタカーを利用

▶︎所要時間:約35分

駅から北西に進んで県道48号線を直進→豆田の町並み 上町通りを直進→日ノ出第二交差点を右折して212号線に入る→藤山三差路(交差点) を左折して県道107号線 に入る→小鹿田焼の里到着

■バスでのアクセス

▶︎所要時間:約50分

◯日田バスセンター で路線バス 小鹿田線 乗車→「皿山」下車

詳しい時刻表はこちら:日田の路線バスの時刻表 | 日田バス株式会社

 

たくさんの小鹿田焼に出逢える。「民陶祭」開催決定!

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根強いファンが多くいる小鹿田焼。

そんな小鹿田焼を愛してやまない方々が毎年楽しみにしているのが『小鹿田焼 民陶祭』です。

昨年(2017年)は九州北部豪雨の影響により、民陶祭は開催中止となりましたが、今年は10月13(土)・14日(日)の2日間、開催することが決定しました。

この日のために、窯元さんは陶器をいつもの倍以上創作します。

写真を見てもわかるように、いろんなデザインの小鹿田焼がズラリと並んでいますよね。


<小鹿田焼民陶祭>

【日時】平成301013日(土)・14日(日)

【場所】日田市源栄町皿山(小鹿田焼の里)

 ▶駐車場:臨時グラウンド、小鹿田焼陶芸館、他

 ▶直行臨時バス運行時刻表

 ○日田バスセンター発 → 皿山着

  900  → 935

  1048    1123

  1240    1315

  1400  →  1435

 ○皿山発 → 日田バスセンター着

  940   →  1015

  1130 →  1205

  1320 →  1355

  1530 →  1605

 【お問合せ】0973-29-2020 (小鹿田焼陶芸館/9001700 水曜休)

 

最後に。

私自身、何度か小鹿田焼の里に通う内に、里山の風景だったり、歴史だったり、窯元さんの作業風景だったりを見て小鹿田焼の奥深さに惹かれてしまいました。

素朴で温もりのある小鹿田焼。その器があるだけで、生活の中にプラスαの温かみが添えられるような気がします。

福岡市内からですと、車で約1時間半。日田ICからですと約30分ほどで行けますので、ちょっとした小旅行がてら、素敵な器に出逢う旅なんてプランもいいのではないでしょうか。

このブログを読んで「小鹿田焼いいな」と少しでも思っていただけたら嬉しいです。